【基本】文章題(中学2年)

弁当と飲み物の値段の合計は、定価では750円である。 弁当は定価の10%引き、飲み物は定価の20%引きで買ったら、 値段の合計は660円であった。弁当と飲み物の定価はそれぞれ何円ですか?

愛知県 公立高校

弁当の定価を $x$ 円、飲み物の定価を $y$ 円とする。
「弁当と飲み物の値段の合計は、定価では750円である」ということから、
$ x+y=750 $ ・・・①

「弁当は定価の10%引き」を数式に翻訳する。
弁当の定価を100%とすると、10%引きというのは、弁当の価格が定価の90%になるということ。(つまり0.9倍になるということ。)
弁当の価格が $x$(円)だから、$ 0.9x $(円)になる。

「飲み物は定価の20%引き」を数式に翻訳する。
飲み物の定価を100%とすると、20%引きというのは、飲み物の価格が定価の80%になるということ。(つまり0.8倍になるということ。)
飲み物の価格が $y$(円)だから、$0.8y$(円)になる。

「割引後の値段の合計は660円であった」ということから、
$ 0.9x+0.8y=660 $・・・②

①、②の連立方程式を解く。
∴ $x=600$,$y=150$

弁当の定価:600円,飲み物の定価:150円 ・・・(答)